こんにちは、トレンドアニマンガ通信・2Dカルチャーガイドのトレミです。
『転生したらスライムだった件』のヴェルドラは、物語の第1話から登場する重要人物です。
登場時は洞窟の奥に封印された恐ろしい暴風竜でしたが、リムルと出会ってからは、漫画に夢中になったり、少し調子に乗ったりする親しみやすい人物へと印象が変わっていきます。
その一方で、「ヴェルドラの正体は普通のドラゴンなの?」「なぜ勇者に封印されたの?」「復活後はどれくらい強い?」「最後に死亡するの?」と、設定が気になっている人も多いのではないでしょうか。
まず結論から言うと、ヴェルドラの正体は、転スラ世界における最上位の精神生命体「竜種」の一体です。
勇者クロノアの無限牢獄によって約300年間封印されますが、リムルに無限牢獄ごと取り込まれ、解析を経て人型の肉体で復活します。
復活後は究極能力を獲得し、リムルと魂の回廊で結ばれた盟友として、魔国連邦テンペストを守る側へ成長しました。公式サイトでも、ヴェルドラは勇者に約300年間封印され、進化したリムルと智慧之王によって解放された存在として紹介されています。
ネタバレ注意
この記事には、アニメで放送された内容に加え、原作小説の終盤およびWeb版の結末に関する重要なネタバレが含まれます。
アニメで描かれた範囲だけを楽しみたい人は、特に「ヴェルドラの最後と結末」以降の閲覧に注意してください。
また、記事内には広告・アフィリエイトリンクが含まれますが、作品の評価とサービスの紹介は分けてお伝えします。
- ヴェルドラの正体と竜種の特徴
- 勇者クロノアに封印された理由
- リムルとの関係と復活の仕組み
- 復活後の能力と原作で迎える最後
ヴェルドラの正体を先に解説

ヴェルドラの正体を簡単に言うと、転スラ世界における最高位の生命体「竜種」の末弟です。
巨大な姿をしたドラゴンではありますが、一般的な魔物や竜族とは、存在そのものの仕組みが違います。
竜種は膨大なエネルギーが意思を持ったような精神生命体です。
肉体を破壊されても完全には消滅せず、長い時間を経て世界のどこかで再び復活できます。
そのため、ヴェルドラにとって肉体の死は、人間にとっての死とは意味が異なります。
ただし、自然に復活した場合は、以前の記憶や性格をそのまま維持できるとは限りません。

ヴェルドラが無限牢獄から脱出できず、消滅を恐れていたのも、現在の自分としての記憶や人格を失う可能性があったためです。
| 項目 | ヴェルドラの情報 |
|---|---|
| 正式名 | ヴェルドラ・テンペスト |
| 異名 | 暴風竜 |
| 種族 | 竜種・真なる竜 |
| 立場 | 竜種の末弟 |
| 主な属性 | 風・水・空間 |
| リムルとの関係 | 盟友・魂の回廊で結ばれた存在 |
| アニメ声優 | 前野智昭 |
物語序盤のヴェルドラは、各国から恐れられる天災そのものでした。
しかし、リムルと出会ってからは、力を振り回す存在ではなく、仲間を守るために力を使う守護者へ変わっていきます。
ヴェルドラという人物の魅力は、最初から完成された最強キャラクターではなく、圧倒的な力に精神面の成長が追いついていく過程にあるかなと思います。
◆トレミのワンポイント解説
ヴェルドラを理解するときは、「強いドラゴン」ではなく、「力の使い方を知らなかった不滅の精神生命体」と考えると分かりやすいですよ。
リムルと出会ったあとの変化は、単純な強さの上昇より、力を制御できるようになった精神的な成長に注目してみてください。
ヴェルドラは最上位の竜種
竜種は、魔王や勇者の中でも限られた人物しか正面から戦えない、転スラ世界の最上位存在です。
ヴェルドラはその末弟にあたり、兄のヴェルダナーヴァ、姉のヴェルザードとヴェルグリンドに続いて誕生しました。
同じ竜種でも、それぞれが持つ性質や考え方は異なります。
暴風竜と呼ばれる理由
ヴェルドラが「暴風竜」と呼ばれるのは、単に風を操るドラゴンだからではありません。
ヴェルドラは風、水、空間に関係する性質を持ち、存在しているだけでも周囲の魔素や自然環境へ大きな影響を与えます。
感情が高ぶり、膨大な力が外へ漏れ出せば、嵐や雷が発生し、都市や国家規模の被害へつながる可能性があります。
過去のヴェルドラは、強大な力を持ちながら、それを細かく制御する知識と自制心が十分ではありませんでした。
本人に世界を滅ぼそうという明確な悪意がなくても、遊びや気まぐれによって国や都市を破壊してしまいます。
人間から見れば、理由に関係なく天災であることに変わりません。
この点が、ヴェルドラが「邪悪な悪竜」というより、人格を持った自然災害として恐れられていた理由です。
リムルの胃袋に収容されたあとは、漫画の技や気の使い方を参考にしながら、自分の魔素を細かく制御する方法を研究しました。
漫画好きという設定はコミカルに見えますが、ヴェルドラが以前より強く、扱いやすい力を手に入れた重要なきっかけでもあります。
暴風竜は種族名ではありません
ヴェルドラの種族は竜種であり、暴風竜は性質や力を表す異名です。
普通のドラゴンが成長して竜種になったわけではなく、誕生した時点から特別な存在でした。
ヴェルザードら姉との関係

ヴェルドラには、白氷竜ヴェルザードと灼熱竜ヴェルグリンドという二人の姉がいます。
ヴェルドラは二人の姉を非常に恐れており、名前を聞くだけでも態度が変わるほど強い苦手意識を持っています。
この反応は、単なる弟と姉の力関係を面白く描いたものではありません。
かつて力を制御できなかったヴェルドラに対し、姉たちは「教育」や「しつけ」として、何度も肉体を破壊するほど厳しい方法を選びました。
竜種は肉体を破壊されても復活できますが、受けた恐怖や痛みまで軽いものになるわけではありません。
ヴェルザードは、力を使って相手に結果を理解させようとする冷徹な考え方を持っています。
ヴェルグリンドも弟への情がないわけではありませんが、必要であればヴェルドラを排除する判断をためらわない人物です。
つまり、ヴェルドラが姉たちを怖がるのは、弱いからではなく、幼い頃から何度も圧倒的な力で倒された経験があるからです。
| 竜種 | 異名 | ヴェルドラとの関係 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| ヴェルダナーヴァ | 星王竜 | 兄 | 世界の創造に関わる最初の竜種 |
| ヴェルザード | 白氷竜 | 姉 | 固定や停止に関係する力を持つ |
| ヴェルグリンド | 灼熱竜 | 姉 | 加速や灼熱に関係する力を持つ |
| ヴェルドラ | 暴風竜 | 末弟 | 風・水・空間に関係する力を持つ |
ただし、姉たちとの関係は恐怖だけではありません。
ヴェルドラは姉たちの実力を誰より理解しており、物語終盤では、単に逃げる弟ではなく、同じ竜種として戦場へ立てるほど成長します。
なお、星王竜ヴェルダナーヴァの娘であるミリムは、家族関係で見るとヴェルドラの姪にあたります。
ヴェルドラとミリムが遠慮なくぶつかり合えるのも、力の近さに加え、家族に近い距離感があるためだと考えると分かりやすいですよ。
勇者に封印された理由
ヴェルドラは、物語本編から約300年前、勇者クロノアによって無限牢獄へ封印されました。
封印された直接の理由は、ヴェルドラが各地で暴れ、人間の国や都市に甚大な被害を与えていたためです。
ただし、ヴェルドラほどの竜種がなぜ勇者に敗れたのか、なぜ討伐ではなく封印されたのかには、それぞれ理由があります。
勇者クロノアに敗れた経緯

ヴェルドラを封印した勇者の正体は、クロエ・オベールと深い関係を持つ勇者クロノアです。
物語序盤では仮面をつけた名もなき勇者として扱われますが、時間を巡るクロエとクロノアの秘密が明かされることで、ヴェルドラとの戦いの背景も見えてきます。
単純なエネルギー量だけを比べれば、ヴェルドラは勇者に簡単に敗れる存在ではありません。
それでも敗北した理由の一つは、当時のヴェルドラが相手を軽く見ていたことです。
ヴェルドラは最初から全力で倒そうとせず、自分の力を見せつけながら、戦いそのものを楽しんでいました。
一方の勇者クロノアは、ヴェルドラの攻撃方法や行動の癖をよく理解していました。
力任せの攻撃を見切り、隙が生まれたところで無限牢獄を発動したため、ヴェルドラは反撃できないまま封じられます。
ここは混同しやすいポイントですが、ヴェルドラが勇者より大幅に弱かったわけではありません。
圧倒的な力に頼って油断していたヴェルドラと、相手を分析して確実に封じたクロノアの戦いだったと整理すると理解しやすいです。
ヴェルドラにとって、この敗北は大きな転機になりました。
自分より総エネルギーが少ない相手でも、技術や判断、能力の使い方によって敗北する可能性があると知ったからです。
無限牢獄の仕組みと目的
無限牢獄は、対象を無限に広がる隔離空間へ閉じ込め、外部との物理的・魔法的なつながりを断つ強力な封印能力です。
外側から壊すことも、内側から力任せに突破することも難しく、ヴェルドラほどの竜種でも自力では脱出できませんでした。
封印中のヴェルドラは、完全に時間が停止していたわけではありません。
意識を保ったまま孤独な時間を過ごし、少しずつ魔素を失っていきます。
魔素を使い切れば、現在の肉体と人格を保てなくなり、やがて消滅する危険がありました。
竜種なので、いずれ別の形で復活できる可能性はあります。
しかし、復活した存在が現在のヴェルドラと同じ記憶や性格を持つ保証はありません。
この意味では、無限牢獄はヴェルドラをすぐに殺す能力ではなく、時間をかけて現在の個体としてのヴェルドラを消滅させる封印です。
また、ヴェルドラの肉体をその場で破壊した場合、体内の莫大な魔素が周囲へ放出され、大災害につながるおそれがあります。
勇者の真意がどこまで明確に語られていたかは慎重に分ける必要がありますが、結果として無限牢獄は、ヴェルドラの力を外部へ漏らさず、安全に隔離する役割も果たしました。
「封印されたから弱い」は誤解です
ヴェルドラは力で完全に押し切られたのではなく、油断、能力の相性、勇者側の戦闘経験が重なって封印されました。
無限牢獄は竜種でも簡単には破れない特殊な能力であり、封印された事実だけでヴェルドラの強さを低く評価するのは適切ではありません。
リムルとの関係と名付け
ヴェルドラの長い人生を変えたのが、異世界から転生してきたスライムのリムルです。
二人の関係は、主従でも支配者と配下でもありません。
名前を与え合い、同じ姓を名乗り、魂の深い部分で結ばれた対等な盟友です。
テンペスト姓を共有した理由

洞窟で出会った時点のリムルには、まだ個人の名前がありませんでした。
ヴェルドラは、自分を恐れずに会話し、封印から救おうとしてくれたスライムへ「リムル」という名前を与えます。
一方、リムルはヴェルドラに「テンペスト」という姓を提案しました。
テンペストには嵐という意味があり、暴風竜であるヴェルドラにふさわしい名前です。
二人が同じテンペスト姓を名乗ったのは、どちらかが上で、どちらかが下という主従関係を作るためではありません。
孤独だった二人が、互いを同じ一族、家族、盟友として認めるための約束でした。
転スラの世界では、強者から弱者への名付けによって、名付けられた側が力を得ることがあります。
しかし、リムルとヴェルドラの名付けは、一方的な支配ではなく、互いの名前を完成させる特別な関係です。
リムルとヴェルドラの関係
ヴェルドラはリムルの名付け親ですが、二人は主従関係ではありません。
リムルはヴェルドラを利用するために助けたのではなく、ヴェルドラもリムルを配下として扱っていません。
互いを対等な存在として認めていることが、二人の関係の大きな特徴です。
ヴェルドラにとってリムルは、約300年の孤独を終わらせてくれた最初の友人です。
リムルにとってヴェルドラは、異世界で初めて会話を交わし、名前と居場所を与えてくれた最初の家族とも言えます。
魂の回廊で結ばれた盟友
リムルとヴェルドラは、のちに魂の回廊と呼ばれる深いつながりを確立します。
魂の回廊は、単なる連絡手段ではありません。
互いの魂や情報をつなぎ、距離が離れていても存在を支え合える特別な経路です。
このつながりがあることで、ヴェルドラはリムルの分身体を依り代として受肉できました。
さらに、片方の肉体に問題が起きた場合でも、魂の情報を利用して復活できる可能性が高まります。
ただし、魂の回廊があるから何が起きても安全という意味ではありません。
東の帝国との戦いでは、ヴェルドラが敵の支配下へ置かれ、リムルとのつながりを奪われかけます。
いつもは冷静なリムルが、ヴェルドラを奪われたことで激しい怒りを見せたのは、戦力を失ったからだけではありません。
自分の半身とも言える家族を奪われたと感じたためです。
リムルはヴェルドラを自分の所有物とは考えていません。
だからこそ、敵に支配され、自由な意思を奪われたヴェルドラを取り戻すことへ強くこだわりました。
二人の関係を原作で最初から追いたい場合は、コミックシーモアで『転生したらスライムだった件』の配信状況を確認できます。
無料試し読み、配信巻数、クーポン、ポイント還元などは時期によって変わる可能性があります。購入前にはコミックシーモア公式ページで最新情報を確認してください。
◆トレミのワンポイントアドバイス
ヴェルドラとリムルは、親子や主従という言葉だけでは説明しにくい関係です。
私としては、「互いの自由を認めながら、困ったときは必ず助けに行く家族」と考えるのが一番しっくりきます。
ヴェルドラが復活するまで
リムルがヴェルドラと出会った時点では、無限牢獄をその場で解除する方法がありませんでした。
そこでリムルは、ヴェルドラを無限牢獄ごと捕食者の胃袋へ取り込み、外側と内側の両方から封印を解析する方法を選びます。
ヴェルドラの復活は、力任せに結界を破壊したものではなく、長期間の解析とリムルの進化によって実現したものです。
リムルの胃袋で封印を解析
リムルはヴェルドラに、無限牢獄ごと自分の胃袋へ入る方法を提案します。
外部から見ると、ヴェルドラの強大な気配が突然消えたため、各国は暴風竜が消滅した、または封印が何らかの理由で移動したと判断しました。
実際には、ヴェルドラはリムルの胃袋の中で、無限牢獄の解析を待っていました。
解析は大賢者を使っても簡単には終わりません。
無限牢獄は、膨大な情報と複雑な法則によって構成された封印だからです。
転機となったのが、リムルの覚醒魔王への進化でした。
リムルの大賢者が究極能力「智慧之王ラファエル」へ進化したことで、演算能力と解析能力が大幅に向上します。
ラファエルは無限牢獄の構造解析を完了し、ヴェルドラの魂を封印から切り離しました。
その後、リムルが用意した強化分身体を依り代として、ヴェルドラは金髪で褐色の肌を持つ青年の姿へ受肉します。
公式サイトでも、ヴェルドラはリムルの分身体を依り代として受肉し、復活後は以前より能力が強化されたと説明されています。
復活までの流れを整理すると、次のようになります。
- リムルとヴェルドラが洞窟で出会う
- ヴェルドラを無限牢獄ごと胃袋へ収容する
- 大賢者が無限牢獄の解析を続ける
- リムルの魔王化で大賢者が智慧之王へ進化する
- 解析完了後にリムルの分身体へ受肉する
胃袋の中で待っている間、ヴェルドラは何もせず眠っていたわけではありません。

リムルの記憶から漫画を読み、作中の技や修行方法を研究しながら、自分の力の扱い方を学びます。
以前のヴェルドラは、膨大な魔素を一気に放出する戦い方が中心でした。
復活後は、出力を調整し、技術や駆け引きを取り入れた戦いができるようになります。
つまり、復活したヴェルドラは、封印前の状態へ戻っただけではありません。
同じ膨大な力を、より正確に扱えるようになった強化版のヴェルドラです。
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復活後の強さと能力
復活後のヴェルドラは、もともと持っていた莫大な魔素量に加え、究極能力と高度な魔素制御を手に入れます。
強さを単純な順位だけで表すのは難しいですが、転スラ世界でも最上位の戦闘能力を持つ人物であることは変わりません。
特に重要なのが、究極能力「究明之王ファウスト」と、その進化先となる「混沌之王ナイアルラトホテップ」です。
究明之王と確率操作の力
ヴェルドラは、物事の仕組みや未知の現象を知りたがる性格から、究明者という能力を持っていました。
復活後、リムルの智慧之王による最適化を受け、究明者は究極能力「究明之王ファウスト」へ進化します。
究明之王の代表的な力が、確率操作です。
確率操作は、攻撃が当たる可能性や回避できる可能性などを、自分に有利な方向へ近づける能力です。
どんな攻撃も必ず外れる、どんな攻撃も必ず命中するという単純な能力ではありません。
もともと起こり得る結果の中から、自分にとって都合のよい結果が発生しやすくなるように働きかけます。
ヴェルドラは竜種として、攻撃力、耐久力、魔素量のすべてが非常に高い人物です。
そこへ確率操作が加わることで、本来なら命中するはずの攻撃を避け、わずかな隙から反撃を成功させられます。
力の差だけで押し切るのではなく、戦いの結果そのものを自分に引き寄せられる点が恐ろしい能力です。
また、思考加速、解析鑑定、森羅万象などの力も備えており、相手の能力や戦況を分析しながら戦えます。
封印前のヴェルドラは、知らない攻撃を正面から受けてしまう未熟さがありました。
究明之王を獲得したあとは、相手の能力を観察し、理解し、最適な方法で対処する知的な戦い方へ変化しています。
存在値だけでは勝敗は決まりません
原作では、ヴェルドラの存在値として約8,800万という非常に大きな数値が示されます。
ただし、存在値はエネルギー量を比較する目安であり、能力の相性、技術、精神状態、情報量によって実際の勝敗は変わります。
混沌之王と並列存在の能力

物語終盤では、ヴェルドラの究明之王が、究極能力「混沌之王ナイアルラトホテップ」へ進化します。
混沌之王は、究明之王が持っていた解析や確率操作をさらに発展させた能力です。
代表的な権能には、思考加速、解析鑑定、森羅万象、確率操作、真理之究明、時空間操作、多次元結界、並列存在などがあります。
特に注目したいのが並列存在です。
並列存在は、自分の意識と力を分け、複数の身体を独立して活動させる能力です。
一般的な分身とは異なり、それぞれが本体に近い意思と能力を持って行動できます。
一つの身体が破壊されても、別の並列存在や魂の情報が残っていれば、完全消滅を避けられる可能性があります。
もともと不滅に近い竜種へ並列存在が加わるため、ヴェルドラを完全に倒すことは、さらに難しくなりました。
時空間操作を使えば、空間を越えた移動や時間に関係する戦場にも対応できます。
多次元結界は、複数の防御層を重ねることで、物理攻撃や魔法攻撃を防ぐ能力です。
真理之究明は、未知の現象や能力の本質を見抜き、対処方法を導き出す力として働きます。
| 能力 | 主な効果 | 戦闘での役割 |
|---|---|---|
| 確率操作 | 結果の発生確率を有利にする | 命中・回避・反撃を補助する |
| 並列存在 | 独立した複数の身体を作る | 同時戦闘と生存能力を高める |
| 真理之究明 | 現象や能力の本質を調べる | 未知の攻撃への対策を導く |
| 時空間操作 | 空間や時間へ干渉する | 転移や特殊な戦場へ対応する |
| 多次元結界 | 複数の防御層を展開する | 物理・魔法攻撃を防ぐ |
| 暴風系魔法 | 嵐や雷による広範囲攻撃 | 大軍や巨大な敵を攻撃する |
ヴェルドラは、自身の力をリムルの武器へ宿す「暴風之剣」のような使い方もできます。
これは、ヴェルドラが単独で強いだけではなく、リムルと組むことでさらに大きな力を発揮できることを示しています。
平和な時期には、地下迷宮第100階層の最終守護者として配置され、迷宮全体へ魔素を供給する役割も担当します。
かつて国を滅ぼす危険な魔素が、復活後はテンペストの防衛、研究、観光、迷宮運営を支える資源になりました。
この変化は、ヴェルドラ本人だけでなく、強大な力の使い道を作ったリムルの統治者としての特徴も表しています。
ヴェルドラの最後と結末
ヴェルドラは物語終盤で何度も危機に直面しますが、結論として、最後に死亡して消滅する人物ではありません。
Web版と書籍版では敵や最終決戦の流れが大きく異なりますが、どちらでもヴェルドラはリムルの盟友として生き残ります。
なお、書籍版の原作小説は、2025年11月29日に発売された第23巻で本編完結となりました。
Web版と書籍版の違い
Web版では、東の帝国との戦いでヴェルドラが敵の精神ヴェルドラが敵の精神支配を受け、リムルとのつながりを奪われる展開があります。
ヴェルグリンドとの戦闘中に近藤達の攻撃と権能が重なり、ヴェルドラは自分の意思を封じられてしまいます。
ヴェルドラを奪われたリムルは激怒し、支配されたヴェルドラとヴェルグリンドを相手に戦います。
最終的にはリムルがヴェルドラを解放し、魂の回廊を通じて再びつながることに成功しました。
Web版の最終決戦後も、ヴェルドラは死亡せず、自由気ままに新しい冒険を楽しむ存在として生き続けます。
書籍版では、Web版を土台にしながら、敵の構成、戦いの順序、各人物の能力、最終決戦の内容が大きく変更されています。
ヴェルドラは受け身で救出を待つ人物ではなく、ダグリュールとの戦いや世界規模の最終局面で、自分の意思によって仲間を守る役割を担います。
書籍版のヴェルドラは、封印前のように気まぐれで暴れる天災ではありません。
自分の力が周囲へ与える影響を理解し、守るべき仲間や場所を自分で選べる存在へ成長しています。
最後まで生き残ること以上に重要なのは、世界を壊していた暴風竜が、世界を守る暴風竜へ変わったことです。

| 比較項目 | Web版 | 書籍版 |
|---|---|---|
| 東の帝国編 | 敵の支配を受けてリムルと戦う | 展開や敵の能力が大幅に追加・変更 |
| 終盤の役割 | 奪還後にリムル側で最終決戦へ参加 | 自ら前線に立ち世界規模の戦いへ参加 |
| 人物像 | 自由で豪快な盟友 | 仲間を守る守護竜としての成長を強調 |
| 最後 | 死亡せず新たな冒険へ進む | 死亡せずリムルの盟友として生存 |
ヴェルドラは、序盤ではリムルへ力を与える便利な最強キャラクターに見えるかもしれません。
しかし、最後まで追うと、ヴェルドラ自身もリムルとの出会いによって救われ、変化した人物だと分かります。
孤独な封印生活を経験したからこそ、ヴェルドラは仲間と過ごす日常を大切にするようになりました。
姉から逃げ、勇者との敗北を笑い話にし、漫画の技をまねる姿は、竜種としての威厳に欠けるように見えることもあります。
ただ、その人間らしい部分こそが、ヴェルドラを単なる最強生物ではない魅力的な人物にしています。
ヴェルドラのよくある質問
Q1. ヴェルドラの正体は普通のドラゴンですか?
A. 普通のドラゴンではありません。ヴェルドラの正体は、転スラ世界で最上位の精神生命体にあたる竜種です。肉体を破壊されても完全には消滅せず、長い時間を経て復活できる性質を持っています。
Q2. ヴェルドラはなぜ勇者に封印されたのですか?
A. 各地で暴れ、人間の国や都市へ大きな被害を与えていたためです。討伐を依頼された勇者クロノアが、油断していたヴェルドラの隙を突き、無限牢獄へ封印しました。
Q3. ヴェルドラは何話で復活しますか?
A. アニメでは第2期の物語で本格的に復活します。リムルが覚醒魔王へ進化し、智慧之王ラファエルが無限牢獄を解析したことで、リムルの分身体を依り代に受肉しました。話数表記は配信サービスのシーズン区分で異なる場合があるため、視聴前に各公式ページをご確認ください。
Q4. ヴェルドラとリムルは主従関係ですか?
A. 主従関係ではありません。ヴェルドラはリムルの名付け親ですが、二人はテンペスト姓を共有し、対等な盟友として接しています。魂の回廊で結ばれた家族に近い関係です。
Q5. ヴェルドラは最後に死亡しますか?
A. ヴェルドラは物語終盤で危機に陥りますが、Web版、書籍版のどちらでも最後に死亡して完全消滅する結末ではありません。リムルの盟友として生き残り、世界を守る竜種として未来へ進みます。
ヴェルドラについて最後に整理すると、正体は最上位の精神生命体である竜種です。
かつては膨大な力を制御できず、人間から天災として恐れられていました。
勇者クロノアに無限牢獄で封印されたあと、リムルと出会い、テンペスト姓を共有する盟友になります。
リムルの胃袋で封印の解析を待ち、智慧之王の力によって復活したあとは、究明之王や混沌之王を獲得しました。
そして物語の最後では、世界を破壊する天災ではなく、仲間とテンペストを守る暴風竜として生き続けます。
- 正体は世界最高位の精神生命体である竜種
- 暴れ回っていたため勇者クロノアに封印された
- リムルとはテンペスト姓を共有する対等な盟友
- 智慧之王の解析と分身体によって復活した
- 究明之王や混沌之王で戦闘能力が大幅に向上した
- Web版と書籍版のどちらでも最後まで生存する
あなたは、封印前の荒々しいヴェルドラと、復活後の漫画好きで仲間思いなヴェルドラでは、どちらが印象に残っているでしょうか。
個人的には、強さを誇示するだけだった竜種が、リムルと出会い、力を守るために使えるようになった変化こそ、ヴェルドラ最大の魅力だと感じます。
原作とアニメでヴェルドラの成長を確認する
原作漫画を読みたい人は、コミックシーモアの『転生したらスライムだった件』作品ページで配信状況を確認できます。
アニメを見たい人は、DMM TVの『転生したらスライムだった件』配信ページを確認してください。
価格、クーポン、無料試し読み、見放題対象、無料体験の条件は変更される可能性があります。正確な情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。
料金や契約条件に不明点がある場合は、最終的な判断をする前に各サービスの公式問い合わせ窓口へご相談ください。

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